『ミステリと言う勿れ』は、今の時代に見るべき作品と、僕は思う

スキマ

3月末に最終回を迎えた月9のドラマ『ミステリと言う勿れ(ミステリというものなかれ)』

妻が録画して見ていたドラマを休みの日に一緒にたまたま見ていて、

あー、いつもの『犯人はお前だ!』的なミステリードラマかな?

なんて思っていたけど、かなりの期待を裏切る面白さに引き込まれてハマってしまい、マンガが原作ということでマンガも全10巻を大人買いしてしまいました。
まさに今の情報が溢れる時代に見るべき、読むべき作品だなと思ったので、3つのおススメポイントをネタバレしないようにまとめてみました。

1)作品そのものの魅力

田村由美先生のマンガ『ミステリと言う勿れ』が原作で、主人公が独自の視点と考え方で事件を解決していく、こう言葉にすると「ありきたり」なストーリーですが、その言葉の表現や視点は新しいのかなと感じています。
ドラマでは、菅田将暉さんが主人公の整(ととのう)くんを演じていていて、菅田さんは、めちゃくちゃ適役で、その演技に引き込まれるところもおススメです。
きっと菅田さん以外がこのセリフを言えば、炎上しかねないんじゃないかというくらいに自分の中ではイメージ通りの整くんでした。
ドラマもマンガも本筋のストーリーがありながら、1話ごとに完結するので、とても見やすいのも魅力です。

2)主人公の物事をよく観察して、よく考えるという視点

多少、個性的な面はあるものの整くんは、物事をよく観察して、よく考えるという視点を持っていて、いわゆる『普通』の人が見る視点とは少し違い、その視点から発せられる言葉が救いになることもあれば、心をえぐるときもある。
主人公自身も発言することで嫌われたり、危険を伴うこともあるという指摘を受けながらも自分という軸がブレないことは、SNSなど周りの意見に流されがちの今の世の中には、こうした他の人と違った視点や違った意見だとしても『自分の考え』を持っておくのは大事なのかもしれないと思いました。

3)「と、僕は思う」という言葉の深み

今の時代、SNSなどによって自分の意見をあたかも一般論として伝えてしまうことで、炎上騒ぎになってしまうこともよく見かけます。そうならないための予防線として「私は、そう思う」という『あくまで個人の考え』という言葉を想起させることで、価値観の押し付けではなくなり、否定的な論争にもなりにくいのではないかと私は思います。

「自分以外の誰かの気持ちなんて分からない、だけど自分はこうだったらいいな。こう思う。」という発言は、顔の見えない人たちに向けたメッセージを発する機会が多い、現代では、必要な言葉なのかもしれない。

いかがでしょうか?
ドラマみたくなりませんか?
マンガ読みたくなりませんか?

めちゃくちゃ、おススメです!!

FODで配信中なので、全話イッキ見しちゃいましょう♪

https://fod.fujitv.co.jp/title/4×65

ドラマは、少しストーリーや言葉が違ってたりするので、ドラマを見た後で漫画を読むのもおススメです!
ハマってしまえば、まとめて全巻でも!ちょっと興味がという感じであれば1巻ずつ購入でも、きっと楽しめます!

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