数年前のことをふと思い返し、
結婚して子どもがいても自分も大変だと言いながら男は、仕事に逃げる。
そう考えるようになった。
2人目の子どもが生まれて、当時3歳の上の子どもの保育園の送り迎えから、晩御飯の準備など、できる限りやってみようと試みたが、これがかなり大変だった。。。2人子どもがいるからとか関係なく、ホント大変だなぁと思う。
最初の子どもが生まれた時は、仕事が大変で、妻に任せっきりだった。
当時は、家庭のことを見ているつもりで仕事のことばかりしか見ていなかったように思える。
だけど、大変と言いながらも今思えば対応することも逃げることも自分自身でコントロールできるし、息抜きをする時間も結構あったんじゃないかと思う。
子育ては、放棄することはできない(してはいけない)というプレッシャーや子どもに言っても思い通りにならないイライラで怒ってしまうこともあり、怒った後で後悔する事もよくある。
子育てをしながらも今あの作業してれば、あの案件は終わっていたかもしれないとか、この時間であの作業をしてしまいたいという気持ちが結構最初の頃はよくあって、焦りから、またイライラすることが結構あった。
でも、大変な中でもいい事もある。
私的なことで言えば、主に2つあった。
1.子どもと触れ合う時間が多くなる
触れ合う時間が増えて、子どもたちがよく「お父さん、お父さん」と言ってくれるようになった気がする。
怒ることも増えたけど、接する時間が増えただけ、コミュニケーションもたくさん取れてるのかなと思った。
イライラしたら「お父さん、お父さんと言ってくれるのも今だけか・・・」と思うと少し気持ちが前向きになる気がします(笑)
今、怒涛のように過ぎている毎日、ふと思い返すと結構楽しい時間だったのかなと思える時間になればいいと思っています。
2.妻の気持ちが多少理解できるようになる
毎日の食事の献立考えるのも大変だし、料理作るのも片付けも大変。
言う事聞かない子どもをお風呂に入れたり、ご飯食べさせるのもイライラするのはこの上ない。
言葉では言い表せないことが山のようにある。
そんなことを毎日のようにやる必要があると思うと、後でもいい仕事は置いといて、早く帰ろうと普通に思えるようになった。こんな大変な時期に完全にお任せするなんで、とてもできない。
お互いがお互いの大変さを理解することで、2人目が生まれてからは、妻のイライラしている状況が結構減っているように感じる。(勝手に思っているだけかもしれませんが・・・苦笑)
仕事においては、マイナス面しかないように思えますが、良い面もありました。
1.時間のコントロールがうまくなる
当時は、17時には退社して、保育園に迎えにいくので、限られた時間内での効率化を考えるようになり、優先順位も明確にすることが出来てき、売り上げにも大きな影響は出さずに仕事もできた。結果として、以前は、制作会社という不毛の受託業務の波にもまれて、夜中の2時、3時とダラダラと残業していたように感じる。
特に制作会社だと、裁量労働制だったりして時間的な制約がなく時間の感覚が曖昧になり、気付かぬうちに息抜きしている時間の方が多くなるような無駄な残業時間を作っている人もいるのではないだろうか。
人は基本的には怠惰な生き物だと思うので、制約というものは必要なのだと思う。働き方が問われる中、仕事における時間の配分は、曖昧だったものから明確になってきているのではないかと思います。限られた時間で、いかにパフォーマンスを発揮できるかという事を真剣に考えることで、結果もついてくるものではないでしょうか。
2.人に任せることができる
基本的に外部のパートナーの方に依頼することは行っていたが、自分ができる作業は、自分でできるだけ行っていたように思える。それは、業務時間は深夜0時までの考え方で、仕事を受けるので早くは帰れない。でも、時間の制約がある中で、仕事を断らないようにコントロールすることを考えると、基本的に外部のパートナーの方にお願いするしかない。うまく協業して、自社の売り上げも維持しつつ、自分は早く帰るというバランスがこういった働き方には重要に思えました。
ただ、本当に切羽詰まっているような仕事は、21時以降に対応するなど、そのあたりのフォローもうまくやった上での成果ではあるので、そういった働き方への理解が、会社にあるかどうかもうまくバランスと取るためには必要なことだと思う。
よく「俺の仕事は、俺しかできないから大変だし、他の人とは違う」と言う男性もいる。
だけど、個人的な見解ですが、基本的に仕事の方が気を抜ける時間を作りやすいので、私は楽だと感じました。
もちろん、仕事も大変ですが、どちらが大変というよりもどちらも大変だと思います。
仕事においては、自分しかできない仕事なんて、そんなにないと思う。
子育ても同じ考えで、妻しかできないことなんて、そんなにない。
やる方法を考えるか、実践していくかの問題だけだと思う。
成功は犠牲のもとで成り立つのか?
よく成功という切符をつかむには、何か犠牲にする必要があると言う。
家族がいるのであれば、家族を犠牲にするのは、私の中では最悪なので、犠牲にするのであれば、自分の時間を犠牲にして、うまく仕事と家庭のバランスを保つことが、必要なことではないかと考えていました。ただ自分の時間を犠牲にしすぎて、健康まで犠牲にしないように気を付ける必要はありそうです。
自分が犠牲になることで、家族を悲しませないように。それは本末転倒なので。
タイトルの「子育て+家族+仕事 = 自分」
まったく友達付き合いもできてない自分を形成しているのはこの3点かなという気がしたので付けました。
何だか、まとまりもなく、書きなぐってしまいましたが、
できるだけ楽しみながら無理はしすぎないように子どもたちと一緒に成長していきたいものです。
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