なぜ、子どもには将来の夢を聞くのに大人には聞かないの?

家事・育児

小学生の子どもと道徳の本で、

「将来何になりたいの?」って
どうして大人には聞かないのだろう?

やまざき ひろし (著)「答えのない道徳の問題 どう解く?」より一部引用

そんな答えのない質問を一緒に考えていて、
「大人だって夢はあるんじゃないかな?だから聞いてもいいと思うよ」って、
言ったら「お父さんの夢は何なの?」と聞かれ、ちょっと困ってしまった。

夢がない訳ではない。

家族の幸せも夢のひとつ。仕事でいえば、会社がうまくいくことで結果社会にも何かプラスになることが生み出せればと思う。だけど、それは曖昧なのでシンプルな言葉が思いつかずに、ちょっと濁してしまった。

きっと、大人と子どもの違いは、こうではないだろうか。
子どもは、純粋に「できるかどうか」ではなく、「やりたいかどうか」で決める。
大人は『現実』というフィルタが入り、出来ないかもしれない、表現が難しい(説明が長ったらしい)という部分で結果的にシンプルな表現できずに、濁す。
聞かないのは、聞いても答えてもらえないケースが多いから「大人には聞かない」のかもしれない。

子どもに夢を聞かれて、子どもに分かるシンプルに表現ができるといいなと思う40代の父親の今。

いつだって、夢は追えるし、追い始めるのは遅くはない。
ただ、関わる人が増えているので、誰かが不幸せになるような迷惑をかけなければ自由にしたらよい気はする。

一緒に読んだ本はこちらです

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